ヤマトテンナンショウ(サトイモ科)
Arisaema longilaminum
2016.6.6 奈良県
分布:本州(長野、岐阜、愛知、
三重、和歌山、奈良、京都)
花期:6月
山地の林縁や林下に生えるテンナンショウの仲間。高さは40-70cmになる。葉は2個で、7〜17枚の小葉を鳥足状につける。仏炎苞は葉よりいちじるしく遅れて展開し、葉よりも高い位置につく。筒部は緑紫色をおびた白色、口辺は狭く開出し、舷部は濃紫色でやや下向きに長く伸びる。付属体は細い棒状。林縁でぽつぽつと見られた。