タニガワスゲ(カヤツリグサ科)
Carex forficula
2010.4.10 愛知県新城市
分布:北海道〜九州
花期:4-6月
平地から山地の渓流沿いの水辺に生えるスゲの仲間。根茎は短く密に叢生する。基部の鞘は濃褐色。葉は幅2-4mm。花茎は高さ30-70cmになる。小穂は3-6個つけ、頂小穂は雄性で長さ2-4cm。側小穂は雌性で直立し長さ2-4cm。雌鱗片は側面が黒紫色で中肋が緑色。果胞は扁平で嘴が長い。流れの側で大株を形成していた。