シマオオタニワタリ(チャセンシダ科) Asplenium nidus
1988.5.22 鹿児島県屋久島
分布:九州南部〜沖縄
オオタニワタリとともに亜熱帯に生えるシダ植物。川沿いの湿った岩上や樹上などに着生し生育する。シマオオタニワタリは胞子嚢群が葉軸と葉縁の中間までしかないところがオオタニワタリとの区別点である。本種は葉が長く伸びて1m以上に達するものまである。屋久島ではこの2種が川沿いの岩上に混生して見られる。