コバノクロヅル(ニシキギ科)
Tripterygium doianum
1997.9.13 鹿児島県霧島山
分布:九州(霧島山以南)
花期:7-8月
山地の林縁に生えるつる性の木本。葉は互生し葉身は長さ5-10cm、幅3-6cmの狭卵形。先は急に細くなってとがる。縁には浅い鋸歯がある。枝先の円錐花序に直径5mmほどの緑白色の花を多数つける。花序の枝や花柄は無毛。クロヅルは花序の枝や花柄に毛が生えるので区別できる。