ヘビノボラズ(メギ科) Berberis sieboldii
1995.5.9 岐阜県恵那市
分布:本州(中部〜近畿地方)、九州(宮崎県)
花期:5月
湿地の周辺などにややまれに生えるメギ科の落葉低木。よく枝分かれして球形の樹形をつくる。葉は互生し倒卵形から倒披針形。縁には刺毛が密に並ぶ。若葉の表面には斑紋がある。枝は赤褐色で葉の付け根には刺がある。5月頃、黄色い花が数個垂れ下がってつく。和名は刺がありヘビも登れないという意味である。