サヤヌカグサ(イネ科)
Leersia sayanuka
2010.9.19 愛知県新城市作手
分布:北海道〜九州
花期:8-10月
水辺に生える多年草で高さは40-70cmになる。茎は細く節には下向きの毛がある。葉は長さ7-10cm、幅0.6-1cmの広線形でざらつく。長さ5-10cmの円錐花序をだし、まばらに小穂をつける。小穂は長さ4.5-6mmで縁には短い剛毛がありイネの籾に似ている。和名はイネに似ているが実ができず、もみがらだけのサヤになっているものが多いことに由来する。