ニイタカスゲ(カヤツリグサ科)
Carex aphanandra
2011.6.26 長野県木曽駒ヶ岳
分布:本州、四国、九州
花期:6-7月
本州から九州の主に太平洋側のブナ帯から亜高山帯の樹林内に生えるスゲの仲間。茎は叢生し大きな株となる。匐枝はださない。葉は幅2-3mmで弓なりに曲がる。花茎は高さ4-10cmになり果実が熟す頃には弓なりに曲がる。雄小穂は小さく、雌小穂は2-3個で、最下の1個は根際に生じ長い柄がある。亜高山帯で見られる小さなスゲである。