キノクニスゲ(カヤツリグサ科)
Carex matsummurae
2011.4.26 愛知県蒲郡市
分布:本州〜九州
花期:4-5月
沿海地の樹林内や林縁に生えるスゲの仲間で特に島に多く見られる。根茎は短く密に叢生し基部の鞘は淡色。葉は深緑色で厚く幅5-15mm。花茎は30-50cmになる。頂小穂は雄性で長さ3-6cm。側小穂は3-4個、雌性でときに先端に短く雄花部をつけ、円柱形で長さ2-4cm。雌鱗片は緑白色。自生地の竹島では樹林内に大株が茂っていた。