イヌガシ(クスノキ科)
Neolitsea aciculata
2016.3.22 愛知県田原市
分布:本州(関東南部以西)〜沖縄
花期:3-4月
山地のやや乾燥したところに生える常緑高木。高さは10mほどになる。葉は互生し長さ5-12cm、幅2-4cmの倒卵状長楕円形で枝先に集まってつく。表面には光沢があり、3脈が目立つ。雌雄別株で小さな暗紅紫色の花が密集してつく。雄花のほうが雌花より大きい。果実は液果で黒紫色に熟す。別名マツラニッケイとも呼ばれる。